WITHコロナでのえんがわ家の変化

3月末からおやこひろば「えふえふ」がお休みになり、予定していたシェアスペースの利用も全て中止に。

出入りがなくなり、すっかり普通の家になってしまった。

そんな中、下を向いていても仕方がないと、マスクをつくってご近所さんに配ったり、売り先が減ってしまった農家さんから買った野菜苗をみんなで育てたり、少しずつできることにフォーカスした。

すると、マスクをお渡ししたご近所さんからお礼の品をいただいたり、苗を育てる畑に人が集まってきたり、逆にこれまで見られなかったような出来事がたくさん起こった。

実はこっそりえんがわ家を通学路にしていた子どもたちもやってきて、庭で遊ぶようになった。

また、シェアメイトの方を中心に、訪問看護の現場にマスクを送ろうというプロジェクトが発足し、各所から布やマスクが集まったり、何かできることはないかと赤ちゃんを抱えたママさんがやってきたり。

えんがわ家がまちやそこで暮らす人とつながりを持つようになってきた。

それから、えんがわ家には毎日のように誰かが訪れ、シェアメイトに会いにきたり、畑の様子を見に来たり、庭で勉強したり、むしろコロナ前より賑わうようになった。

また、えんがわ家を通じて出会った人たちが外で活動し、ネットワークを広げる機会も増えた。

アキヤカフェ時代から「点ではなく面での変化」を謳ってきたが、それが現実のものとなっている。

さて、この先、えんがわ家ではどのようなことが起こるのか。良いことだけでなく、悩んでいることなど、率直な想いをお伝えしていきたい。

この記事を書いた人

えんがわ家スタッフ