三鷹市北野で農家を営まれる冨澤ファームさん。
立ち上げの際、クラウドファンディングのリターンとしてお野菜を提供してくださったのがご縁で、
シェアメイトが野菜を買いに行ったり、懇親会をやる際に野菜を持ってきてくださったり、
今やえんがわ家にとってなくてはならない方だ。
そんな冨澤ファームさんが、この度のパンデミックで苗の売り先に困っていると伺った。
えんがわ家として何かできることはないか。
庭を使って畑をやりたいという思いがかねてからあったので、
せっかくならと、ここを近隣住民の方と一緒に耕すことを決めた。
えんがわ家シェアファームの開園である。
このネーミングも、ファームの会員が考えてくれたものだ。
最初は正直不安ばかりであった。
しかし、どこか綺麗に見せようという自分もいて、それが枷となっていたのだ。
そんな中、ファームの会員がくださった一言が今でも忘れられない。
「上手くいったことも、上手くいかなかったことも隠さず公開してください」
この場所らしい畑をつくることを決めた。
申し込みを開始したところ、わずか数日で埋まった。これは予想だにしていなかったことだ。
畑ができて、3ヶ月。
オフラインの畑はもちろん、オンライングループでのやりとりも行われている。
次回はここで起こっている日常、またその軌跡を赤裸々に語りたい。